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駅レンタカーの受付が最短1分に、DX対応セルフ機が北海道から拡大

(出典:KAFLIX CLOUD株式会社)

KAFLIX CLOUD株式会社が開発・提供するセルフチェックイン機が、JR北海道ソリューションズが運営する「駅レンタカー北海道」にて2025年6月3日より本格稼働を開始した。これにより、レンタカー営業所における人手不足の解消や受付時間の大幅な短縮が期待され、北海道エリアのモビリティサービスのDXが一段と加速する見込みである。

(出典:KAFLIX CLOUD株式会社)

本セルフチェックイン機は、株式会社駅レンタカーシステムとKAFLIX CLOUD社が2024年5月に締結したDXソリューション契約に基づき導入されたもので、「駅レンタカー」全体の中でもJR北海道ソリューションズが初の導入エリアとなる。キオスク型端末を用いたこのセルフ機は、AI顔認証機能や電子契約書締結機能を搭載し、携帯番号の入力から本人確認、契約手続き、決済、出発確認までの全工程を無人で完結する。

利用者1組あたりの受付所要時間は約3~5分、最短では1~2分と大幅な効率化が実現されており、観光客の多い北海道において待ち時間削減の効果が大きい。さらに、英語・中国語・韓国語といった多言語対応やマイナ免許証への対応機能により、インバウンド利用者にも配慮した設計となっている。

JR北海道ソリューションズは、駅レンタカーの運営を通じて地域の観光振興と交通利便性の向上を図っており、今回のDX導入はその一環といえる。紙ベースの契約から電子化への移行や、省人化による人件費の削減、さらにスタッフの業務負担軽減にもつながる取り組みとして注目される。

今後は北海道地域にとどまらず、全国の駅レンタカー営業所へと導入を拡大していく方針であり、観光業界・レンタカー業界における業務の効率化とユーザー体験の質的向上に大きく寄与することが期待される。KAFLIX CLOUD社は、DX化の先陣を切るソリューションパートナーとして、駅レンタカーの進化を支えていく構えである。

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