
(出典:キャンピングカー株式会社)
日本最大級のキャンピングカーレンタルサービス「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(JAPAN C.R.C.)」を運営するキャンピングカー株式会社は、訪日外国人旅行者の利用拡大を背景に、営業所間のワンウェイ(乗り捨て)レンタル体制を強化した。その戦略拠点として、広島キャンピングカーレンタルセンターを2026年2月18日にリニューアルオープンした。
(出典:キャンピングカー株式会社)
同社によると、営業所間のワンウェイレンタル利用件数は前年同期比約3.5倍に増加した。訪日旅行者の間で、都市間をまたぐ長距離移動を組み込んだキャンピングカー旅行の需要が拡大しているという。キャンピングカーは移動と宿泊を一体化できるため、地方部を含めた柔軟な旅程設計が可能である。東京を起点に富士山や京都、瀬戸内エリアを経由し、西日本へ縦断する旅行ルートなど、広域周遊型の旅行スタイルが広がりつつある。
こうした需要に対応するため、同社は全国に展開する営業所ネットワークを活用し、東京でレンタルして広島で返却するなどのワンウェイルートの利便性を強化した。広島拠点は西日本周遊の起点・終点としての役割を担い、都市間を結ぶキャンピングカー旅行の拠点として機能を拡充する。
リニューアルに合わせて、少人数旅行者向けの軽キャンピングカー「Happy1 Premium」も導入した。軽自動車ベースのコンパクトな車両で、日本の道路環境でも運転しやすい仕様となっている。車内には大人2名が就寝可能なスペースとキッチン機能を備え、最大4名まで乗車可能である。カップルや友人同士など少人数の旅行者による周遊旅行のニーズに対応する。
訪日観光では鉄道を中心とした移動が一般的であるが、キャンピングカーを活用することで目的地同士を“線”で結ぶ旅のスタイルが可能となる。JAPAN C.R.C.は今回の体制強化を通じて、車で日本を巡る新たな旅行スタイルの提案を進めていく方針である。