(出典:KAFLIX CLOUD株式会社)
KAFLIX CLOUD株式会社は、株式会社レンタスが運営する「ニコニコレンタカー」FC本部の一部店舗において、レンタカー用セルフチェックイン機のPoC伴走を2025年7月より開始した。全国約1,500店舗を展開するレンタスにおいて、レンタカー受付業務の効率化と顧客体験向上を同時に目指す試みである。
近年、レンタカー業界では人手不足や受付業務の長時間化が顧客満足度の低下を招く要因となっている。「生活レンタカーを創造する」という理念を掲げるレンタスでも、受付オペレーションの省力化・効率化は喫緊の課題であった。今回、KAFLIX CLOUDが提供するセルフチェックイン機の導入により、従来1組あたり15分以上かかっていた出発受付を約3~5分に短縮でき、ピークタイムでのスタッフ負担を大幅に軽減できる見込みだ。
(出典:KAFLIX CLOUD株式会社)
セルフチェックイン機には顔認証や免許証スキャン、多言語対応が搭載されており、国内外の利用者にストレスのないチェックイン体験を提供する。さらに、現在「ニコニコレンタカー」の独自業務管理システム「NICOLAS」との連携構築も進められており、受付から決済・電子契約書締結までワンストップで完結する仕組みを整えつつある。
今回のPoCは、ニコニコレンタカーにおけるDX推進に伴走し、レンタスが長年築いてきた「生活レンタカー」の価値を次のステージに引き上げる第一歩となる。実証実験の成果を踏まえ、設置店舗の拡大と本格運用フェーズへの移行を目指す。KAFLIX CLOUDは今後もセルフチェックイン機をはじめとするDXソリューションを提供し、レンタカー業界全体の業務改善とサービス革新を支援するとともに、新しい標準の確立に貢献していく方針である。