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BYD ATTO 3でEV普及へ:カーシェアリングでの体験型普及戦略

(出典:株式会社DeNA SOMPO Mobility)

電気自動車(EV)の普及が世界的に進んでいる一方、日本では依然として自家用車としての導入に対するハードルが高い現状が存在する。それを象徴するかのように、BYD Auto Japanが実施した調査によれば、日本国内でEVを購入したいと考えている人々は全体の3割に過ぎず、4割以上の人々が「EVを自家用車とする生活をイメージできない」と回答している。その解決策として、カーシェアサービスの活用が注目を集めている。

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2023年5月19日、株式会社DeNA SOMPO MobilityとBYD Auto Japanは共同で、カーシェアサービス「エニカ」を通じて、e-SUV「BYD ATTO 3」の提供を開始した。BYD ATTO 3がカーシェアサービスに登録されるのは、国内でエニカが初めてだ。カーシェアとの連携により、ユーザーは手軽に利用でき、日常生活に近い状況でEVの体験が可能となる。

BYD ATTO 3は、2022年2月、中国で販売開始以降、2023年3月末までのグローバルでの累計販売台数は約30万台に上る。ヨーロッパで実施されている自動車安全性評価テストである「Euro NCAP」の安全性評価で最高評価の5つ星を獲得するなど、高い安全性が裏付けられている。BYDが独自開発した「ブレードバッテリー」を搭載したEV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」を採用し、470kmの航続距離を誇る。さらに、V2L(Vehicle to Load)やV2H(Vehicle to Home)といった機能にも対応。これにより、停電時の電源供給やキャンプなどの野外活用も可能である。今回、2023年5月19日から6月30日まで、30%の割引キャンペーンが実施されている。これは、ユーザーのEVへの理解を深め、新たなライフスタイルを提案する試みだ。

(出典:BYD Auto Japan)

BYD Auto Japanは、EV技術を日本の消費者に提供することを目指している。また、カーシェアサービス「エニカ」は、個人や法人が所有する車をカーシェアリングできるサービスで、登録会員数は70万人以上に達し、登録車種数は1,100以上、累計登録台数は2万8,000台以上となっている(2022年末時点)。これら二つの会社の取り組みにより、EVの体験機会が増えることで、日本国内の消費者がEVを身近に感じ、その利点を理解するきっかけとなるだろう。

BYDグループは、中国・深圳で創業し、自動車、新エネルギーなどの分野で事業を展開している。特に、自動車事業では、世界70を超える国と地域、400を超える都市に電気自動車を展開しており、中国国内では9年連続で新エネルギー自動車(NEV)販売台数第1位、そして2022年には電気自動車販売台数で世界No.1に輝いている。

今回の取り組みは、これからの日本のEV市場に対して新たな可能性を示している。国内消費者のEVへのイメージをカーシェアリングという形で改善し、ユーザーのメリットを身近な形で伝えることで、EVの普及に対する期待が高まる。これは、日本における持続可能な社会の実現に向けた一歩だ。

■車両の受け渡し・返却可能なBYD AUTO正規ディーラーはこちらから

■キャンペーン詳細は以下の通り
キャンペーン期間:2023年5月19日(金)~2023年6月30日(金)23:59まで
ご利用方法:「エニカ」で対象車両を予約する際、「クーポン」欄にクーポンコード:byd30を入力。
対象車両:BYD ATTO 3
キャンペーン 注意事項:
・クーポンの利用はお一人様1回限りで、有効期間中、対象車両の予約のみで利用可能です。
・予約時にクーポン欄に入力または選択いただけなかった場合は、割引は適用されません。
・クーポンの割引額は最大1万円までです。
・キャンペーン期限内に予約リクエストいただいたシェアのみが対象です。
・割引クーポンは共同使用料から割引を行います。(契約料は割引対象外)
・クーポン利用された予約をキャンセルされた場合、キャンペーン期間内であれば再度 ご利用いただけます。