(出典：ダイハツ工業株式会社)
ダイハツ工業株式会社は、ダイハツ認定中古車を月額定額で利用できるサブスクリプションサービス「ツキノリ」の本格展開を開始した。従来は2販売会社で提供されていたが、本日より新たに12販売会社で利用可能となり、2025年内にはさらに13販売会社に拡大し、合計27販売会社での展開を予定している。
近年、自動車の利用形態は多様化しており、新車や中古車の購入に加え、リースやカーシェアリングなど選択肢が広がっている。ダイハツはこれまで、年単位で利用できる残価設定型クレジット「ワンダフルクレジット」や、日・時間単位での貸出が可能な「TOYOTA SHARE ダイハツステーション」を提供してきた。「ツキノリ」はその中間となる月単位での利用を実現し、生活環境や使用目的の変化に応じた柔軟なカーライフを可能にする。
利用期間は最短1カ月から最長11カ月まで設定でき、軽乗用車、軽商用車、軽スポーツ車、福祉車、小型乗用車など幅広い認定中古車から選択可能だ。月額利用料金は保険料やメンテナンス費用を含め税込み25,000円からで、申し込みはWEBまたは郵送で完結し、支払いはクレジットカードに対応するため、契約時を除き店舗来訪は不要である。
対象車種は「ミラ イース」「タント カスタム」「ムーヴ キャンバス」「ハイゼット トラック」「コペン」など多岐にわたり、購入前の試用や一定期間だけの利用にも適している。車両返却時には査定や走行距離に応じた原状回復費や超過走行料金が発生する場合もあるが、税金・諸費用込みの料金体系により予算管理がしやすい。
ダイハツは今後も全国の販売会社と連携し、利用者がより手軽に車に乗れる環境を整え、生活を豊かにするモビリティ社会の実現を目指していくとしている。