
(出典:パーク24株式会社)
東武鉄道株式会社とタイムズモビリティ株式会社は、2026年2月20日にカーシェアリングサービスに関する業務提携契約を締結した。本提携に基づき、東武鉄道沿線エリアで「タイムズプラットフォームサービス」を活用したカーシェアリングサービス「東武カーシェア」を、2026年4月1日より開始する。
東武カーシェアは、駅と目的地を結ぶ二次交通の確保を目的としたサービスである。東武伊勢崎線や日光線などを中心に、約30カ所・約70台を順次展開し、将来的にはさらに拡大する計画である。鉄道で最寄り駅まで移動し、駅からはカーシェアで目的地へ向かう「レール&カーシェア」を推進することで、沿線エリア全体の回遊性向上と地域活性化を図る。
東武鉄道は、東京・千葉・埼玉・栃木・群馬の1都4県にまたがる総延長463.3kmの鉄道ネットワークを有している。広域にわたる路線網を強みとする一方で、駅から観光地や商業施設、住宅地までの移動手段の充実は重要な課題であった。今回の提携により、鉄道とカーシェアを組み合わせたシームレスな移動環境の整備が進む。
タイムズモビリティが展開する「タイムズカー」は、24時間365日、必要なときに必要な分だけ利用できるカーシェアサービスである。「タイムズプラットフォームサービス」は、同社およびパーク24グループが保有する駐車場やカーシェア運営のノウハウ、インフラ、予約管理システムなどを他社ブランドに提供する仕組みである。これにより、車両手配や会員ネットワークの活用、システム構築といった導入負担を大幅に軽減できる。
利用方法は、タイムズカーのアプリやWebサイトから予約し、会員カードまたはアプリで解錠・施錠を行う形式である。料金体系や利用方法はタイムズカーに準じる。
鉄道とカーシェアの融合は、自家用車を持たない層や観光客にとって利便性の高い移動手段となる。両社は今後も連携を深め、沿線地域における持続的な価値向上と移動の選択肢拡充を進めていく方針である。