株式会社DeNA SOMPO Mobilityは、同社が運営するカーシェアサービス「エニカ」の2023年にカーシェアにて利用された人気車種ランキングを「エニカ カーシェア・オブ・ザ・イヤー2023」として発表した。エニカの会員登録者数は過去3年間で約2倍増の84万人に達し、取り扱うクルマの種類は1,300車種以上、累計登録台数は4万4000台を超えた。
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個人間カーシェア部門で最も人気のあった車種はアウディ「A5カブリオレ」で、これにマツダ「アクセラスポーツ」、BMW「Z4」が続いた。ディーラーカーシェア部門では、アウディ「Q8」が1位となり、BYD「ATTO3」、プジョー「208」がそれぞれ2位と3位にランクインした。
Anyca Official シェアカー部門では、ボルボ「C40リチャージ」がトップに立ち、ヒョンデ「ネッソ」、トヨタ「アルファード」が続いた。この部門では電気自動車の注目度が高い。
Z世代(18歳から24歳)のカーシェア利用動向に注目すると、最も人気のあった車種はホンダ「シビック」で、BMW「Z4」、メルセデス・ベンツ「CLAクラス」がそれに続いた。エニカの利用者の約4割以上がドライブを目的としており、Z世代の利用者はコストパフォーマンスよりもタイムパフォーマンスを重視する傾向が見られる。
カーシェアサービス「エニカ(Anyca)」は、新型車や高級車を含む豊富な車種に乗れるという特徴がある。個人間カーシェアでは、オーナーがクルマを使わない時にシェアすることで、維持費の軽減が期待できる。これにより、カーシェアを通じて利用と所有の垣根をなくし、人とクルマの新しい繋がりを作り出している。今後も、さらなるサービス拡充に努めていくとしている。