株式会社ホンダアクセスは「秋レジャーと車中泊に関する調査2024」を自家用車を持つ20歳～69歳のドライバー1,000人を対象に実施し、その結果を発表した。
調査によれば、今年の秋にどのような過ごし方をしたいかという質問に対し、最も多くの回答を得たのは「食欲の秋」（44.7%）であり、多くの人が秋の味覚を楽しむことを望んでいることが分かる。また、「行楽の秋」（28.1%）や「ドライブの秋」（24.6%）も上位にランクインしており、自家用車を使ったアウトドア活動やドライブが人気であることがうかがえる。
また、今年の秋のレジャー予算は1万円から3万円未満と回答した人の割合が多く、平均は26,225円となった。これは昨年および一昨年と比較し減少しており、この傾向は、相次ぐ値上げによる家計への圧力が影響がレジャー予算の減少につながっていると示唆される。
さらに、今年の秋に行きたいレジャースポットとしては、「食べ歩き」（39.2%）が最も多く、「温泉街散策」（26.0%）や「紅葉狩り」（24.2%）も人気であった。特に60代男性では「温泉街散策」が1位で、世代によって好まれるレジャー活動が異なる傾向が見られる。また、この秋に行きたい紅葉狩りスポットは「日光」が最も人気であり、次いで「香嵐渓」や「嵐山」が続いている。
今回の調査結果から、レジャーを通じて日常から離れ、自然や文化を楽しむ傾向が強くあることが分かった。本調査では、車中泊に関するアンケートや愛犬とのレジャー意識調査も行われ、その結果も公表している。