個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を提供するナイル株式会社は、自家用車を所有する全国の男女1,510人を対象に、車の買い替え時期や理由についてのインターネット調査を実施した。その結果、車の乗り換え時期は5年以下と9年以上に分けられた。5年以下で乗り換えた層の約6割が「後悔したことがある」と回答している一方、9年以上乗った層の後悔率は3割強にとどまった。
乗り換えて理由に関しては、1~5年では「ほかの車種・新型車への興味」が最多で、次いで「車検」や「故障」が続き、積極的な買い替え志向が目立った一方、9年以上では「故障」や「車検」が主因で、車の老朽化が影響していた。全体では「車検」「故障」が38.2%を占め、年数にかかわらず費用や手間が乗り換えの契機となっていることが明らかとなった。
また、車両代を考慮しない条件での希望乗車年数については「10年」が最多で15.4%、次いで「5年」14.6%、「13年以上」10.4%と続き、長期保有志向が強まりつつある傾向もうかがえる。特に、前回調査と比較して「1~5年」を希望する割合が大きく減少しており、耐久性の向上や買い替えの煩雑さが背景にあると見られる。
こうした傾向を踏まえると、初期費用を抑えつつ維持管理の手間も軽減できるカーリースの需要は今後さらに高まっていくと考えられる。費用や手間を気にせず、自分のライフスタイルに合ったクルマを持ちたい方にとっては、非常に現実的で魅力的な選択肢といえるだろう。