Honda車をより魅力的、快適、安全にするための純正アクセサリーを提供する株式会社ホンダアクセスは、2024年1月19日から22日にかけて、Z世代とX世代のクルマ所有者1,000人を対象に「クルマ・ドライブに関する意識・実態調査2024」を実施した。本調査はインターネットを通じて行われ、ネットエイジア株式会社の協力を得て全国から均等に回答者を抽出している。
調査結果によると、クルマの利用目的で最も多かったのは、Z世代(1996年~2005年生まれ)とX世代(1960年~1979年生まれ)双方で「買い物」であった。Z世代では72.0%、X世代では86.4%が買い物を目的としており、クルマが日常生活における重要な移動手段であることが窺える。次いで、Z世代は「遊び」、X世代は「家族の送迎」が2位に挙がった。
特に注目されるのは、パートナーとのドライブデートの行き先に関する違いである。Z世代では「ショッピングモール」へのドライブが最も人気で74.8%、対照的にX世代の若い頃(10代・20代)は「海」が最も人気の行き先で68.4%を占めていた。これは、時代やライフスタイルの変化がドライブの行き先にも影響を及ぼしていることを示唆している。
ドライブデートの準備についても世代間で差異が見られた。Z世代は「天気予報の確認」が2位であったのに対し、X世代の若い頃は「音楽の用意」が2位だった。これからも、デートの準備における情報源やエンターテインメントの利用方法が変化していることが伺える。
また、ドライブデート中に気持ちが冷める行動については、両世代ともに「運転にケチをつける」が1位であり、運転に関するコミュニケーションが重要であることが浮かび上がった。特に女性では「乱暴に運転する」が1位となっており、運転の仕方がデートの印象に大きく影響していることがわかる。
ドライブデートでの理想のクルマに関しては、Z世代もX世代も「SUV」が1位となり、快適性や実用性を重視する傾向が明らかになった。X世代では、若い頃の運転経験やマイカーに対する態度など、時代の変化を反映した様々な側面が見られた。
この調査は、世代間で異なるクルマの利用方法やドライブに対する価値観を浮き彫りにするとともに、クルマと人々の生活との密接な関係を示している。ホンダアクセスは、これらの洞察を基に、ユーザーの多様なニーズに応える製品開発を進めていく方針である。