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大阪万博に向けたライドシェア導入:大阪府民の6割が支持

(出典:newmo株式会社

newmo株式会社は、2025年4月に開催予定の大阪・関西万博の移動需要に対応するため24時間・大阪府全域でライドシェアが解禁されたことを受け、大阪府民に対してライドシェアに関する意識調査を行った。その結果、大阪府民の6割が「万博でのライドシェア導入」に賛成であることが明らかになった。

万博期間中には、来場者の増加による道路渋滞や公共交通の過密が予想される。これらの課題に対応するライドシェアの導入は、タクシー待ち時間の短縮や、足りない交通手段を補うことにより、これらの課題を軽減する効果が期待されている。さらに、効率的な交通フローの確保により、万博の運営効率と来場者の満足度が向上することも予想される。

(出典:newmo株式会社)

調査結果によれば、ライドシェア導入による「タクシー待ち時間の短縮」と「タクシー車両不足の解消」を期待するとの回答が多く上がった。また、ライドシェアの利用意向がある人は全体の5割を超え、国内外のライドシェア利用経験者に限ればその数は8割に上る。その一方で、未経験者の半数以上は「ドライバーの経験・スキルが不安」と答え、安全性やトラブル対応への懸念があることが分かった。

(出典:newmo株式会社)

ライドシェアを利用したくないと回答した人の半数は「ライドシェアドライバーになるための国が定めた条件がある」「ドライバーはタクシー会社が雇用している」などの条件下では、ライドシェアの利用意向が高まると回答した。これらの条件は「日本版ライドシェア」で既に義務付けられているため、普及にあたっては認知や理解が課題となる。

今後、万博開催に向けてライドシェアの普及を進め、課題を解決していくことで、より多くの市民に受け入れられやすくなるだろう。今回の意識調査では、大阪府民をはじめとする市民の間で、万博期間中のライドシェア導入に対する賛成割合は6割と高く、ライドシェア導入の可能性が確認された。

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