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20歳の免許保有率は51.3%に低下、若年層に広がる“所有しないカーライフ”

(出典:ソニー損害保険株式会社)

ソニー損害保険株式会社が実施した「2026年 20歳のカーライフ意識調査」によると、20歳の運転免許保有率は51.3%となり、2023年の61.2%から3年連続で下降した。都市部では46.8%と地方より6.0ポイント低く、若年層の“クルマ離れ”傾向が続いていることが明らかである。

(出典:ソニー損害保険株式会社)

一方で、車の所有に対する意識は必ずしも低いわけではない。「自分の車を持っている」は13.2%にとどまるものの、「購入する予定がある」「いずれは欲しい」を含めると67.2%が車の所有に肯定的である。しかし「車を所有する経済的な余裕がない」は46.9%に達し、「維持費が高い」「交通事故が怖い」といった理由も上位に挙がった。若年層は車そのものを否定しているのではなく、所有に伴うコストやリスクを慎重に捉えているといえる。

(出典:ソニー損害保険株式会社)

また、車の価値については「単なる移動手段としての道具」が51.5%で最多であった。都市部では「公共交通機関で十分」との回答が地方より高く、必要なときだけ使える移動手段へのニーズがうかがえる。

こうした調査結果は、レンタカーやカーシェアといった“所有しない利用”モデルとの親和性を示している。初期費用や維持費を負担せず、必要なときだけ利用できる仕組みは、経済合理性を重視する若年層の価値観に合致する。特に都市部では駐車場確保の問題もあり、カーシェアは現実的な選択肢となる。

(出典:ソニー損害保険株式会社)

「ドライブをすることが好き」は41.1%と一定数存在しており、車への関心が完全に失われたわけではない。危険運転への不安(59.4%)や事故への懸念が高い現状においては、ドライブレコーダー搭載車や安全装備の整ったレンタカー・カーシェア車両を利用することが安心材料にもなる。

若年層のカーライフは「所有」から「利用」へとシフトしている段階にある。レンタカーやカーシェアは、車のある生活を無理なく体験できる現実的な選択肢である。必要なときに、必要な分だけ使うという柔軟なスタイルが、今後の若者の移動ニーズを支える中心的なモデルになっていく可能性が高い。

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