株式会社NEXERは、グーネット中古車と共同で「夏の車中泊」に関する全国規模のアンケートを実施し、その結果を公表した。この調査は2024年6月25日から7月2日にかけて行われ、インターネットを通じて全国の男女1000名から有効回答を得た。
調査によると、全体の24%が「夏の車中泊の経験がある」と回答し、11%が「夏に車中泊をしてみたいと思う」と答えている。夏の車中泊に関心がある理由としては、日常から離れた非日常体験を楽しみたい、ホテル代を節約したい、星空を眺めたりキャンプ気分を味わいたいなどが挙がっている。
特に、夏場の車中泊は社内温度が外気温よりも高くなるリスクがあり、暑さ対策が必須である。車中泊をしたことがある人のうち、57.9%の人が何らかの暑さ対策を行っており、その方法にはエアコンの利用、ミニ扇風機の持参、水分補給の徹底、冷感剤や扇風機の使用、車内の遮光や断熱対策などが含まれている。また、暑さ対策をしていなかった人の理由としては、暑さを甘く見ていた、対策が必要なほど暑くない場所での車中泊だった、どのように対策すればよいかわからなかったなどが挙げられている。
また、15.4%の人が今年の夏に車中泊をする予定であると回答し、その目的は登山、釣り、遠出など様々である。夏場の車中泊は、ただ寝る場所を確保するだけでなく、暑さ対策や快適性の確保が大きな課題である。今回のアンケートをもとに、夏の車中泊に向けた準備や工夫を進めることで、より安全で楽しい車中泊体験につながるだろう。