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サステナブルな物流へ:アスクル、国内初1トンクラスEVトラック導入でCO2削減を加速

フォロフライ EVトラック「folofly F1 VAN」出典:アスクル株式会社

アスクル株式会社(以下「アスクル」)は、環境保全への取り組みを強化するため、国内初となる1トンクラスの電気自動車(EV)トラック「folofly F1 VAN」を導入し、2023年10月より運用を開始した。フォロフライ株式会社が開発したこの車両の導入により、アスクルは2016年に掲げた「2030年CO2ゼロチャレンジ」達成に向けたCO2排出量の削減を加速させる計画だ。

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アスクルは2016年に「2030年CO2ゼロチャレンジ」を宣言し、翌年には「EV100」に加盟。2030年までに配送車両を全て電気自動車に置き換える目標を掲げた。これまでに21台の電気自動車を導入し、ラストワンマイル配送や大型荷物の配送などに利用している。さらに、電気自動車の効果的な運行管理や最適な充電管理に関する実証実験を行い、その知見を今後の電動車の開発や導入に活用している。

新たに導入される「folofly F1 VAN」は、国内初の1トンクラスEVトラックであり、普通免許で運転できる。一度に多くの荷物を積載でき、航続距離は300kmに及ぶ。このため、アスクルはCO2排出量の削減と効率的な配送の両立を目指す。当初は1台からのスタートとし、順次導入を拡大する計画だ。

アスクルは、今後も環境保全活動に積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献し、企業としての社会的責任を果たす方針だ。電気自動車の導入ノウハウを蓄積し、国内の電気自動車普及にも寄与していくとしている。