電気自動車（EV）を専門とするレンタカー会社、ゾウＥＶレンタル株式会社は、Tesla車を用いたレンタカー事業を開始した。同社は、電気自動車やTeslaに興味があるが、購入に踏み切れない消費者に向けて、Tesla Model Yの貸し出しを行う。特に、加速性能が高い同モデルは、試乗体験を希望する顧客やTeslaファンに最適な選択肢となる見込みだ。
事業開始時点では、Tesla Model Yを主力車両として取り揃え、順次車両数を増加させる計画である。EVに関する不安を抱える顧客に向け、Tesla Superchargerやe-Mobility Power充電カードを利用した充電は料金に含まれており、返却時に満充電にする必要がない点も利便性が高い。
また、ゾウＥＶレンタルは東京都南部、神奈川県川崎市、横浜市のエリアで、指定された場所まで車を配車し、利用後も同じ場所で引き取りが可能なサービスを提供。世田谷区、目黒区、渋谷区などの無料配車エリアに加え、大田区、港区などの有料配車エリアも対応しており、便利さが高い。
料金体系は12時間利用で17,900円（充電代3,000円込み、約400km走行相当）からスタートし、最大96時間利用で78,600円（充電代13,500円込み、約1,800km走行相当）となっている。さらに、初めてEVを利用する顧客には、貸出時に操作方法や充電方法の説明を行うため、安心して利用できる点も特徴だ。
予約は、LINEアカウントや同社の公式サイトを通じて簡単に行うことができ、行楽シーズンには多くの利用者を見込んでいる。