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持続可能な未来へ EV充電設備完備のマンションが登場

(出典:ユビ電株式会社)

ユビ電株式会社は、近鉄不動産株式会社が開発する新築分譲マンション「ローレルコート京都柳馬場六角」に、同社の提供するEV充電サービス「WeCharge」のスマートコンセントが採用されたことを発表した。

同マンションでは入居者専用の地下駐車場16台分にEV充電設備が設置され、3kW出力の充電コンセントが各駐車スペースに備えられる。これにより、マンション住まいの入居者も専用の充電スポットでいつでも手軽にEVを充電できる環境が整う。入居開始は2025年3月を予定しており、全32戸の住居に快適なEVライフを提供する。

(出典:ユビ電株式会社)

政府のグリーン成長戦略(2021年改定)では、2035年までに新車販売を電動車100%にする目標が掲げられており、集合住宅への充電インフラ整備が推進されている。「充電インフラ整備促進に向けた指針」(2023年10月)では、2030年までに集合住宅や月極駐車場に10~20万口の充電設備設置を目指す方針が示されている。近鉄不動産はこれを受け、新築集合住宅でのEV充電インフラ導入を積極的に進めている。

ユビ電の提供する「WeCharge」は、スマートコンセントの導入により運用効率化を図り、設備投資を抑えつつも利便性を向上させる特徴を持つ。また、将来的なエネルギーマネジメントやスマートグリッドとの連携により、電力の最適利用を促進し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待される。

同マンションの取り組みは、住民の利便性を高めるだけでなく、環境負荷を軽減する先進的な姿勢を示している。近鉄不動産とユビ電の協力により、EV充電インフラを整備することで、持続可能な未来の実現を目指す動きが加速していく。

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