株式会社ジョイカルジャパンは、ガソリン車及びハイブリッド車の使用者541名を対象に、ガソリン消費に伴う罪悪感に関する意識調査を実施した。この調査は、2024年7月19日から23日にかけてIDEATECHが提供する「リサピー®︎」を用いてインターネット上で行われた。
調査結果によると、回答者の約3割がガソリンを消費して車を運転することに罪悪感を感じていると回答した。具体的には、「非常に感じる」と答えたのが8.5%、「やや感じる」と答えたのが18.5%であった。罪悪感を感じる理由としては、「地球温暖化が促進されるから」が62.3%、「排気ガスが大気を汚染するから」が57.5%という結果が出ており、環境問題への意識の高さが窺える。
一方、罪悪感を持ちながらもガソリン車に乗り続ける理由としては、「給油できる場所が多いから」や「一度の給油で走行できる距離が長いから」という回答が多く、利便性がガソリン車選択の大きな要因となっていることが明らかになった。また自由回答では「インフラの整備がされていない」、「自宅で給電できない」といった声も上がっており、EVに必要な環境整備が十分でないと感じる人もいた。
さらに調査対象者の約3割が「排出されたCO2のコストを負担することで植樹や間伐などの支援を行う車購入のオプション」に興味を示しており、加入してみたい理由としては、「SDGsに貢献できるから」が58.6%、「地球の自然環境を守りたいから」が53.6%となり、環境保護への意識が車選びにも反映されていることが分かった。