近年、気候変動対策が喫緊の課題となりつつある。中でもエネルギー供給における脱炭素化が大きな焦点だ。この背景から、株式会社Sanu(本社:東京都中央区、代表:福島 弦)は、同社が運営するセカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」の脱炭素化を進める取り組みを本格化させる。第一弾として、株式会社ボーダレス・ジャパンの提供する「ハチドリ電力」を全拠点に導入すると発表した。
「SANU 2nd Home」は、月額5.5万円で都市から好アクセスな自然立地にあるキャビンを自由に選んで滞在できる、新しいライフスタイルを提供するサービスだ。現在、2025年までに200室の新拠点開業を目指し、多くの人々がセカンドホームへアクセス出来るような環境整備を進めている。しかし、電力高騰の波に押され、一部拠点では通常電力を使用していた。
そこで、100%再生可能エネルギーである「ハチドリ電力」を全拠点に導入することを決定した。「ハチドリ電力」は、CO2ゼロの実質自然エネルギー100%プランを提供しており、これにより全拠点の運営におけるCO2排出量を約7割削減することが見込まれる。
既に、SANUは「Live with nature. 自然と共に生きる。」という理念のもと、都市と自然を行き来する新たなライフスタイルを提案し、トヨタレンタリース山梨と提携した会員専用カーシェアサービスを導入。公共交通機関とハイブリッドカーシェアを組み合わせた移動で、往復で約105kgのCO2削減を実現している。
さらに、サステナビリティを追求した建築「SANU CABIN」を採用。その一環として国産木材100%のサーキュラー建築や植林活動によりカーボンネガティブを実現する枠組みを構築し、地球環境の保全に努めている。これらの取り組みにより、SANUは自然環境を豊かにし、地域経済にも貢献する「リジェネラティブ(自然再生)」な体制を目指している。
「自然と共に生きる」を掲げる株式会社Sanuは、人と自然が共生する社会の実現を目指すライフスタイルブランドである。自然と調和し、楽しく健康的にこの地球で暮らし続けるために必要なことを、新しい生活様式の提案を通じて人々に発信していく。今後も株式会社Sanuは、自然と共生する社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めていくとしている。