株式会社DeNA SOMPO Mobilityが提供するカーシェアサービス「エニカ(Anyca)」による調査「ボクらの卒旅白書2024」が発表された。この調査は、大学生・大学院生や35歳までの若年層を対象に卒業や新生活に関するアンケートを実施したものである。
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調査結果によれば、卒業旅行の移動手段としてクルマを選ぶことを希望する人が9割以上に上り、その最大の理由として「自分たちだけの時間を過ごせるから」という回答が挙げられた。利便性以上に、自分たちらしい時間の使い方ができる点が魅力なようだ。
また、卒業旅行で行きたい場所のトップに「国内旅行 ドライブ」が選ばれ、海外旅行は3位に留まったことから、現在の大学生・大学院生の間では国内ドライブ旅行の人気が高いことがうかがえる。昨年と比較して入出国制限が緩和されてはいるものの、卒業旅行における海外旅行人気は大きく変わらないようだ。
エニカは、ミニバン、スポーツカー、高級車など多様な車種を提供するカーシェアサービスであり、「クルマが変われば、思い出が変わる」というブランドコンセプトのもと、記憶に残る旅の提供を目指している。卒業旅行での移動手段にクルマを選ぶ理由としては、自由度の高さやフレキシブルな移動、時間を気にせず効率的な旅が可能であることが挙げられる。また、調査によると、卒業旅行で利用したい「Anyca Official シェアカー」のトップ3はスポーツカー、ミニバン、高級車であることから、旅行者の間で特定の車種に対する関心も高いことが示された。
卒業旅行でのクルマ移動が提供する独特の楽しさについてのエピソードも多く寄せられている。音楽を聴きながらのドライブ、サービスエリアでの休憩、移動中の会話や運転の交代など、車内で過ごす時間そのものが良い思い出となっている。これらのエピソードは、クルマ移動が単なる移動手段ではなく、卒業旅行の重要な部分を形成していることを示している。
「ボクらの卒旅白書2024」の発表は、卒業旅行におけるクルマ移動の人気とその理由、さらには現代の大学生・大学院生の旅行に対する嗜好を浮き彫りにするものである。エニカをはじめとするカーシェアサービスの利用が、新たな旅行の形態を提案し、若者たちに新しい旅の楽しみ方をもたらしていることが確認できる。株式会社DeNA SOMPO Mobilityは、これからもカーシェアサービスを通じて、多様なニーズに応える移動手段の提供を目指し、利用者のカーライフを豊かにすることをミッションとしている。