世界をリードする旅行・レジャー予約サイトであるKlookは、2024年12月1日から14日にかけて、世界14市場で7100名の18歳〜41歳の旅行に関心のある男女を対象に「Klookトラベル・パルス・サーベイ2025」を実施した。この調査は、インターネットを介して行われ、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、米国、ベトナムからの回答者が含まれている。
調査結果からは、旅行がMZ世代にとって重要なセルフケアの手段であることが明確に示された。回答者のほとんど全員が、旅行を強力なストレス解消法と捉えており、これにより旅行の精神的な利益が確認された。しかしながら、10人中9人が時間、仕事、経済的な制約によって必要な旅行に出られないと感じており、旅行機会が限られているという不満が示されている。
特に、時間と仕事の都合が主な障壁となっており、中国本土の回答者は時間に追われる感覚が最も強いことが示された(74%)。対照的に、オーストラリアの回答者の38%は時間に融通がきくと感じており、地域による時間感覚の違いが見受けられる。
SNSの影響力も大きいことが明らかになり、回答者の79%がSNSを通じて旅行情報を得て予約を行っている。SNSは特にインドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンの旅行者に影響を与えているが、オーストラリア、日本、アメリカの旅行者には比較的影響が少ないという結果が出た。また、写真映えするスポットの訪問には、より多くの費用を支払うことも厭わない旅行者が27%いるという。
経済的な側面では、MZ世代の旅行者は金銭的な制約がある中でも、質の高い体験には妥協せず、予算の半分を体験に投資すると回答した61%の旅行者がいることがわかった。また、回答者の84%が2025年に海外旅行を計画しており、その中で日本が最も人気の旅行先であることが示されている。中国本土への旅行需要は前年比7倍に増加しており、MZ世代の旅行意欲が非常に高いことがうかがえる。
Klookは、2014年の設立以来、世界中の観光施設チケットやツアー、交通機関、Wi-Fi/eSIM、レンタカー、ホテルといった旅先で必要なものを提供しており、旅行者にとって忘れられない瞬間を創出し続けている。