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車選びドットコム:新車供給回復で中古車登録台数が増加、12月は3カ月ぶりプラス

(出典:株式会社ファブリカホールディングス)

株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社である株式会社ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車情報サイト車選びドットコムは、2025年12月の新車・中古車登録台数の推移および自社販売データをもとに、『中古車市場統計レポート(2025年12月)』を公開した。

(出典:株式会社ファブリカホールディングス)

本レポートによると、2025年12月の新車登録台数は335,459台で前年同月比101.7%と、5カ月ぶりに前年実績を上回った。一方、中古車登録台数は525,580台で前年同月比103.3%となり、3カ月ぶりにプラスへ転じた。新車・中古車ともに前年を上回る結果となり、年末の自動車市場は回復の兆しを見せている。

前月比では、新車登録台数が90.7%と減少した一方で、中古車登録台数は112.8%と増加した。これは例年の季節要因に沿った動きであり、12月は新車販売が落ち着く一方、中古車の流通が活発化する傾向がある。特に、新車供給の回復により「買い替え需要」が動き出し、下取りや買取を通じた中古車の供給量が増加した点が、中古車市場の押し上げ要因となった。

(出典:株式会社ファブリカホールディングス)

ただし、2025年を年間で見ると、中古車市場は厳しい一年であった。年間取引台数は約648万台と前年を0.2%下回り、3年ぶりの前年割れとなっている。背景には、日本車に対する海外需要の高まりがあり、輸出向け取引の増加により国内市場では慢性的な在庫不足が続いた。その結果、中古車価格は高止まりし、販売店にとっては仕入れ負担の増加や、価格上昇による購買意欲の低下が課題となっている。

(出典:株式会社ファブリカホールディングス)

国産車のボディタイプ別販売ランキングでは、軽自動車がシェアを落としつつも依然として首位を維持した。車種別では、プリウスが引き続き1位となったほか、ハイエースバンが順位を大きく上げるなど、実用性の高い車種への需要が目立つ結果となった。

中古車市場は足元で回復の兆しを見せつつも、構造的な在庫不足と価格高騰という課題を抱えており、2026年に向けては、需給バランスの変化を的確に捉えた販売戦略が一層求められる局面にある。

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