
(出典:株式会社ファブリカホールディングス)
株式会社ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」は、2026年1月版の中古車買取相場レポートを公開した。本レポートは、2025年12月時点の買取相場動向と、過去2〜5年分のデータをもとに、2026年1月以降の相場推移を予測したものである。
(出典:株式会社ファブリカホールディングス)
同社によると、中古車買取相場は円安と海外需要の拡大を背景に高値圏を維持している。2025年後半以降、5年落ち車両を中心とした在庫不足が続き、国内流通台数が減少。さらに新興国を中心とした輸出需要の増加が、買取価格を押し上げる構造が定着している。これらの要因は、新型コロナ以降の新車生産縮小や半導体不足の影響とも重なり、当面は解消されにくいと見られている。
(出典:株式会社ファブリカホールディングス)
特に、2025年末に為替が158円台に近づいたことから、輸出市場での競争力が一段と高まり、国内仕入れ価格の上昇圧力が強まっている。また、中国によるレアアース輸出管理の強化が長期化すれば、EVやHVの新車供給が滞る可能性もあり、中古車市場の需給逼迫が再燃するリスクも指摘されている。こうした外部環境を踏まえると、相場は2026年に入っても底堅く推移する見通しである。
(出典:株式会社ファブリカホールディングス)
同社の過去データによれば、2025年は9〜10月に過去最高値を記録した。年明けは一時的な調整が入るものの、平均買取価格は依然100万円超を維持している。とりわけ3〜5年落ちの低年式車は海外需要が強く、相場を牽引している。また、ハイエースやキャラバンといったワンボックスに加え、燃費性能に優れるコンパクトカーや軽ワゴン、軽バンなども高額買取が期待できる。
同社は、高値売却を狙う場合、新生活需要に向けて買取強化が進む1〜2月が有力なタイミングであるとしている。市場環境を踏まえた適切な売却判断が、これまで以上に重要となる局面である。