AIとロボティクスを専門とするTRIBAWL株式会社(本社:東京都八王子市、代表:田中清貴)は、2023年7月1日、同社初となるキックスクーターのシェアリング事業を、八丈島で正式に開始した。これまで同社は八丈島で試験的にサービスを運行してきたが、今回、本格的な運行を開始した。
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東京から約290kmに位置する亜熱帯の島「八丈島」は、高低差を利用したアドベンチャーツーリズムが楽しめる美しい自然環境を持つ。その中には標高854mの八丈富士や標高701mの三原山があり、森林や紺碧の海が広がるこの島をキックスクーターに乗り、全身で風を感じながら爽快に駆け抜けることができる。さらに、八丈富士一帯はアニメ「名探偵コナン」の劇場版「黒鉄の魚影」の舞台となった地であり、新しい観光コースとして注目を集めている。
このサービスは、スマホアプリjojoRideに登録し、キックスクーターのハンドル中央のQRコードをかざすだけで利用可能だ。キックスクーターを使った観光は、新鮮でユニークな体験ができるだけでなく、エコツーリズムとしてSDGSにも配慮している。排ガスを出さない電動キックボードは、エコな乗り物としても注目を浴びている。
料金は2,000円(税込)/1時間で、2時間以降は1時間あたり1,000円(税込)の従量課金制となっている。使用機種はSEGWAYキックスクーター公道仕様のMaxPlusだ。このスクーターは、近日中に免許不要で16歳以上が利用可能となる予定で、無線機”ハンズフリーインカム”を利用すれば、安全にキックスクーターに乗りながら仲間との会話も楽しむことができる。
乗車場はリードパークリゾート八丈島に設けられ、ハンズフリーインカムやヘルメットの無料貸し出しが行われる。八丈島のキックスクーターシェアリングに関する情報はLINE公式アカウントで発信され、クーポンや観光情報も提供されているため要チェックだ。