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旭川市内でWHILL移動サービス開始、ユニバーサルMaaSを推進

(出典:WHILL株式会社)

一般社団法人旭川観光コンベンション協会は、カムイ大雪バリアフリーツアーセンター、WHILL株式会社と連携し、旭川市内で近距離モビリティ「WHILL」の移動サービスを開始する。提供開始日は2026年5月21日である。貸出場所は、JR旭川駅に直結する旭川観光物産情報センターと、空港近くのカムイ大雪BFTCである。免許不要で歩行領域を走行できる「WHILL」を配備し、旅行者が旭川到着後から市内観光、目的地での散策まで利用しやすい移動環境を整える。

旭川大雪圏では、2023年度から「Universal MaaS」の取り組みが進められている。移動介助の事前手配をオンラインで依頼できる「一括サポート手配」や、徒歩区間のバリアフリー情報を案内する「ユニバーサル地図/ナビ」などを通じ、市内全域でアクセシビリティ環境の整備を進めてきた。今回のウィル導入は、目的地に到着した後の移動手段を補完する取り組みであり、体力や歩行への不安がある人も観光を楽しみやすくする。

(出典:WHILL株式会社)

導入されるモデルは、折りたたみに対応し車載や持ち運びがしやすい「WHILL Model F」と、ハンドル操作で歩道を走行できる4輪スクーター「WHILL Model R」である。利用料金は1時間1,000円、1日4,000円で、電話、FAX、WEBから事前予約できる。空きがある場合は当日貸出にも対応する。レンタカーやタクシーに車載して遠方の観光地で利用することもでき、市中心部から徒歩ではやや距離のあるスポットへの移動にも活用できる。

高齢化の進行やユニバーサルツーリズム需要の拡大を背景に、観光地には誰もが安心して移動できる環境整備が求められている。各社は今回の協業を通じ、年齢や身体状況に関わらず旭川大雪圏の魅力を楽しめる受け入れ体制を強化する。地域観光の利便性向上に加え、移動の不安を理由に旅行を控えていた層の来訪促進にもつながる取り組みである。

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