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地方特化型モビリティ『TOCKLE』、久留米で実証実験

(出典:BRJ株式会社)

BRJ株式会社は、地方の「交通空白」解消を目的とした小型モビリティシェアリングサービス『TOCKLE』を活用し、2025年12月1日より福岡県久留米市で実証実験を開始する。実証期間は2026年3月31日までを予定しており、西鉄宮の陣駅を中心とした半径約1.5〜2.0km圏内で運用される。

地方では、バスや鉄道の減便、運転手不足により日常の移動手段が不足する「交通空白」が深刻化している。BRJはこうした課題に対し、都市部ではなく地方を主な展開エリアとすることで、交通量や道路環境を踏まえた安全なモビリティ運用を目指してきた。今回の久留米市での実証も、その取り組みの一環である。

『TOCKLE』の特徴は、安全性を最優先に設計されている点にある。GPSを活用したジオフェンシング機能により、自治体が設定した侵入禁止エリアに入ると車両が自動停止する仕組みを採用。危険箇所への進入を防ぎ、地域の実情に応じた柔軟な運用を可能にしている。また、業界では珍しく夜間の運用を全面的に禁止し、飲酒後利用などのリスクを排除している点も大きな特徴だ。

実証実験に先立ち、11月26日には地域住民や周辺事業所の従業員を対象とした安全講習会および試乗体験会を実施する。操作方法や走行ルールを事前に周知することで、地域に根差した安全な利用環境の構築を図る。

BRJはこれまで、立川市や流山市、福岡市などで導入実績を重ねてきたほか、全国各地で自治体と連携した検証を進めている。物流ドライバー出身である代表・宮内秀明氏の経験を背景に、「安全」を最重要視する姿勢を貫きながら、地方の移動課題解決に向けた持続可能な公共交通モデルの確立を目指す。

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