株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝)は、2024年3月27日(水)11時から、福岡県福岡市にて電動キックボードや電動アシスト自転車を含む電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の提供を開始する。サービス開始日には「福岡大名ガーデンシティ」で安全講習会が予定されている。
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Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに掲げ、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを展開している。福岡市は観光やビジネスで多くの人が訪れるエリアであり、福岡空港へのアクセスの良さも特徴の一つである。このような背景から、福岡市でのLUUPの提供は、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を提供し、全ての人が自由に移動できる未来を目指すLuupのビジョンと合致する。
福岡市では、2020年1月に電動キックボードのルール整備に向けた実証実験が行われ、その後、電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」として道路交通法で定義された。これにより、サービス提供エリアの拡大が可能となり、福岡市でのLUUPのサービス提供が実現した。Luupは、福岡市でのサービスを通じて、街の活性化に寄与することを目指している。
LUUPのポートは、大都市だけでなく地方都市にも高密度で設置されており、小型車両の採用により小さなスペースにも対応可能である。サービスでは、ライド開始時にアプリ上で目的地ポートを予約することが必須となっており、返却時にはポート内に停車した様子の写真を送信することで、街の景観を守りつつサービスを提供している。
サービス内容としては、電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスで、スマートフォンアプリ「LUUP」を通じて車両の利用が可能である。料金体系は、ライド基本料金が50円(税込)に加え、時間料金が1分あたり15円(税込)で設定されている。サービス利用可能エリアは福岡市街地で、詳細はサービス開始後にアプリから確認できる。電動キックボードの利用条件には、年齢確認書類の提出と交通ルールテストの連続満点合格が必要となっているが、電動アシスト自転車の利用の場合はこれらの対応は不要である。