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広島市でGOの大型ワゴン指定がスタート、最大5名・スーツケース4個対応

(出典:GO株式会社)

GO株式会社が展開するタクシーアプリ『GO』は、「大型ワゴン」指定機能を2025年11月4日より広島市内で開始する。大阪・神戸・福岡・京都に続く国内5エリア目であり、広島では3社24台体制から順次展開される予定である。

「大型ワゴン」指定機能は、最大5名での乗車が可能なワゴン車両をアプリ上で指定できる機能で、2025年1月に大阪市内で開始されて以降、荷物の多い観光客やグループ移動のニーズを中心に好評を得てきた。広島市内では、ヴォクシーなどの大型ワゴン車両を導入し、観光やビジネスなど幅広い利用シーンへの対応を図る。

対象車両は、最大5名の乗車に加え、トランクにはスーツケース4個程度を収納できる設計となっている。これにより、従来は2台に分かれて移動する必要があった5名での移動も1台で完結でき、利用者の利便性向上だけでなく、タクシー車両の効率的な運用にも寄与する。

(出典:GO株式会社)

利用方法は、アプリ『GO』で乗車地を入力後、「次へすすむ」を押下し、該当エリアかつ周辺に対象車両がある場合に「大型ワゴン」ボタンが表示される仕組みである。利用できるのは「今すぐ呼ぶ」のみで、「AI予約」では利用できない点には注意が必要だ。支払いは「GO Pay」のみ対応し、通常の運賃・迎車料金・手配料に加え、運賃と迎車料金の10~20%分が大型ワゴンチャージとして加算される。料率は需給バランスに応じて変動し、下限料金は500円に設定されている。

運行エリアは、広島市中区・南区・西区・東区の一部地域から開始し、今後順次拡大予定である。対応事業者は、株式会社カープタクシー、株式会社宝塚かもめタクシー、つばめ交通株式会社の3社となる。

全国47都道府県で利用可能な『GO』は、多様な配車機能やキャッシュレス決済を強みとするタクシーアプリである。大型ワゴン指定機能の拡充により、地域観光や多人数移動における選択肢が広がり、より柔軟で快適な移動体験の提供が期待される。

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