
(出典:OpenStreet株式会社)
モビリティプラットフォーム株式会社と株式会社アサヒエンタープライゼスは、広島県を中心としたシェアモビリティ領域における包括的な戦略パートナーとして業務提携契約を締結した。国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を提供するOpenStreet株式会社を支援事業者として迎え、広島県内でシェアサイクルサービスの提供を開始した。
(出典:OpenStreet株式会社)
今回の提携は2025年12月1日に締結されたもので、地域住民の移動利便性向上と観光客の移動手段確保による地域活性化を目的としている。まずはアサヒエンタープライゼスが管理する駐車場を活用し、シェアサイクルステーションの設置を進める。駐車場の空きスペースを有効活用することで、シェアサイクルの利用範囲拡大とステーションの高密度化を図る考えである。
事業運営では、各社の専門性や技術、ネットワークを活用する。モビリティプラットフォームはステーションの開発や設置管理、シェアサイクル事業の運営ノウハウの提供を担う。アサヒエンタープライゼスは駐車場用地の提供やステーション設置、運営支援を担当する。OpenStreetは「HELLO CYCLING」のアプリやシステム、関連機器の提供に加え、実証実験の調整やデータ収集などを行う。
本事業では、まず広島県内のシェアサイクル未展開エリアや、既存サービスがあるもののステーション数が不足している地域を中心に整備を進める方針である。2027年3月末までに電動アシスト自転車250台と自転車ラック500台分の配置を予定しており、地域の移動インフラとしての役割を強化する。
さらに2027年4月以降は、シェアサイクルに加えてカーシェアリングなどのシェアモビリティサービスの展開も視野に入れている。多様なモビリティサービスを組み合わせることで、広島エリア全体の移動利便性を高め、地域の活性化につなげる考えである。
モビリティプラットフォームとアサヒエンタープライゼスの提携は広島県にとどまらず、新潟県、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、奈良県、福岡県、山口県など複数地域を対象とする。将来的には電動アシスト自転車500台、ラック1,000台規模の展開を目指し、地域交通の利便性向上と持続可能な移動環境の実現に取り組むとしている。