2024年10月29日より、福岡県北九州市にて、株式会社Luupが提供する電動キックボードおよび電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」がスタートする。このサービスは、スマートフォンを使ったシェアリングシステムで、街中に配置されたポート間で自由に電動マイクロモビリティを利用できるものである。
Luupは、街全体を「駅前化」し、誰もが自由に移動できるインフラを構築することをミッションとして掲げている。特にファースト・ラストワンマイルの移動手段として、電動キックボードや電動アシスト自転車などの小型モビリティを提供し、効率的な都市交通を実現している。同社は既に福岡市や東京、大阪など他の都市でもこのサービスを展開している。
今回Luupが提供される北九州市は、交通の要所であり、新幹線の停車駅である小倉駅を中心に商業施設や観光スポットが集積している一方、豊かな自然環境も隣接する都市である。サービス開始により、地元住民や観光客の移動がより便利になり、都市の魅力が一層引き出されることが期待されている。
Luupの利用は、アプリをダウンロードし、ポートで車両を選択してQRコードをスキャンするだけで簡単に始められる。電動キックボードを利用する場合、年齢確認や交通ルールテストをクリアする必要がある。基本料金は50円、利用時間ごとに1分あたり15円が加算されるシンプルな料金設定となっている。
また、初日の10月29日には、勝山公園にて安全講習会および試乗会も予定されている。電動キックボードの走行ルールのレクチャーや試乗体験ができ、初めて利用する方にも安心してサービスを利用できるよう配慮されている。