
(出典:株式会社SkyDrive)
株式会社SkyDriveと西日本高速道路株式会社は、サービスエリアおよびパーキングエリアにおける空飛ぶクルマの事業可能性の検討を目的に、連携協定を締結した。NEXCO西日本が管轄するSA・PAを拠点とし、導入可能性について検討を進めるものである。
SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、空飛ぶクルマの開発を進めている。2025年の大阪・関西万博および大阪都市部において約1ヶ月半にわたるデモフライトを実施したほか、2026年2月には東京都においてもデモフライトを実施した。次のマイルストーンとして2028年の商用化を見据えた活動を行っている。一方、NEXCO西日本は中期経営計画「MOVE!2030」において「新たな価値を創造し、地域とともに発展する」というビジョンを掲げ、新たな事業領域への取り組みを進めている。また、関西経済連合会が推進する大阪・関西万博のレガシーの社会実装の考え方とも合致するとして、本連携に向けた協議を開始した。
(出典:株式会社SkyDrive)
両社は、10~30kmごとを目安に設置されているSA・PAの活用に着目し、これらの施設に離着陸場(バーティポート)の機能を併設し、活用可能性を検討する。SA・PAを拠点とすることで、遊覧飛行をはじめとした新たな体験価値を提供する場への転換や、地域への結節点としての機能について検討している。あわせて、防災・減災の観点から、災害時における被災状況の把握や復旧対策の検討などにおける活用も検討対象とする。
両社の発表によると、本連携は高速道路ネットワークと空のモビリティの連携を図る取り組みとされており、SA・PAを従来の休憩機能にとどまらない拠点として活用する可能性を示している。今後は、活用方法や具体的な候補エリアについて両社で検討を進めるとし、地域社会の発展や災害対応力の強化に資する可能性を示している。