(出典:S.RIDE株式会社)
タクシーアプリ「S.RIDE®」を展開するS.RIDE株式会社は、法人向け配車サービス「S.RIDE Biz(エスライド ビズ)」において、Webブラウザからの代理配車機能を新たに提供開始した。今回のアップデートにより、PCやスマートフォンからの操作で、複数台の一括配車や複数注文、配車状況の一元管理といった高度な業務配車機能が可能となる。
「S.RIDE Biz」は、2025年6月時点で申込社数が1,500社を突破し、ビジネス現場での実用性が評価されている。スマートフォンアプリだけでなく、オフィス内や出張先からWebブラウザでの配車を可能とすることで、配車業務の効率化と柔軟な運用をさらに後押しする。
代理配車機能では、外出予定の社員や来訪者のために、配車担当者が乗車者の代わりに手配を実行可能である。乗車者には迎車状況を示すURLの共有も可能で、現場に配車担当者が不在でもスムーズな案内が可能となる。
また、一度の操作で複数台を同時に手配したり、異なる時間や地点の配車をまとめて予約できる「複数注文」機能も追加された。配車状況はリアルタイムで一覧表示され、管理者は業務全体の配車状況を可視化できる。
さらに、頻繁に乗車する社員や顧客の情報を事前登録しておくことで、注文時の入力負担を軽減する。インターフェースもソニーのデザイナーによってWeb向けに最適化されており、直感的な操作性が実現されている。
「S.RIDE Biz」では、アプリ上で法人用と個人用のアカウントを簡単に切り替えられるほか、街中でS.RIDE提携タクシーに乗車した場合でも、アプリ決済機能「S.RIDE WALLET」により請求書払いが可能となる。現金精算や領収書管理の手間を省き、法人利用の利便性を高めている。
現在の対応エリアは首都圏や関西を中心とした8都府県である。今後も対応エリアの拡大が予定されており、ビジネス現場におけるタクシー利用の新しいスタンダードとなることが期待されている。