
(出典:株式会社アットヨコハマ)
株式会社アットヨコハマは、2026年5月19日から7月17日まで、横浜市の山下公園および山下ふ頭周辺において、トヨタ自動車の小型モビリティ「C+walk T(立ち乗りタイプ)」および「C+walk S(座り乗りタイプ)」を活用した無人シェアリングサービス「TOYOTA Petit RIDE」の共同実証実験を実施すると発表した。実証では、専用アプリを利用した無人貸出・返却システムを導入し、横浜市都心臨海部における回遊性向上や新たな移動体験の提供に向けた検証を行う。実施エリアは山下公園周辺と山下ふ頭周辺で、シェアリングポートを3か所設置し、合計10台の車両を運用する。利用料金は無料で、利用にはLINEミニアプリ「TOYOTA Petit RIDE」を使用する。
アットヨコハマは、神奈川県内のオールトヨタ販売店が運営する企業であり、横浜都心臨海部を中心に地域情報の発信や観光促進に取り組んでいる。地域の商店街や自治体、企業と連携し、観光資源やイベント情報を発信することで、地域回遊の活性化を図ってきた。今回の実証実験も、横浜市都心臨海部における移動環境の整備や観光導線の向上に向けた取り組みの一環として実施するものである。
(出典:株式会社アットヨコハマ)
実証実験では、臨港パークから山下公園にかけて広がる都心臨海部エリアにおいて、高齢者や子ども連れ、観光客などの移動負担軽減を検証する。同エリアは徒歩移動の距離が長く、広域移動における利便性向上が課題となっていた。一方、既存のパーソナルモビリティサービスでは、有人対応による貸出運営が一般的であり、人件費や運営負荷が課題となっていた。今回の実証では、専用アプリによる無人運用を採用することで、効率的なサービス提供体制の構築を目指す。TOYOTAアカウント保有者は新規会員登録なしで利用可能であり、貸出・返却拠点として「THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN」「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP」「JP BAYSIDE HUB」を設置する。
(出典:株式会社アットヨコハマ)
同社は今回の実証を通じて、誰もが利用しやすい移動手段の提供と、無人運営による効率化の両立を検証するとしている。また、横浜市が推進する水際線エリアの回遊性向上やモビリティハブ形成に向けた検討とも連動させる方針である。なお、「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP」は休館期間中のため、一部エリアは走行対象外となるほか、イベント開催時や混雑状況によっては営業を中止する場合があるとしている。