
北海道夕張郡の「ゆにガーデン」において、立ち乗り三輪モビリティ「ストリーモ」の試験導入が発表された。この試験導入は、東武鉄道株式会社と株式会社ストリーモが協力して実施されるもので、2026年10月10日から11月3日までの土日祝日に行われる予定である。
「ゆにガーデン」は、日本最大級の英国風ガーデンであり、広大な敷地には四季折々の花々や庭園が楽しめる。今回の取り組みは、訪れるお客様がより快適に園内を散策できる環境を整えることを目的としており、ストリーモに乗ること自体が新たな観光体験となることを目指している。ストリーモは、歩行速度に近い極低速から自転車程度の速度まで移動できるため、利用者は自分のペースでの移動が可能である。特に、独自のバランスアシストシステムにより、停止時も自立することができ、低速でもふらつきにくい特性を持っている。
この試験導入は、東武鉄道が推進する「TOBU Open Innovation Program」の一環として実施される。これにより、地域の観光施設におけるモビリティの新しい形を提供し、観光客の利便性を向上させることが期待されている。今後の展望として、試験導入の結果を踏まえ、ゆにガーデンでの正式導入や東武グループが関わる他の観光施設への導入拡大を検討する予定である。
「ストリーモ」の導入台数は10台で、利用料金は1時間500円。利用は16歳以上が対象で、来園当日に特設受付での申し込みが必要である。申し込み後はスタッフによる操作説明を受けた上で、安心して利用できる仕組みが整えられている。また、園内には多くの美しい庭園があり、特にコキアが紅葉する秋のシーズンには多くの観光客が訪れる。このような魅力的な環境の中で、ストリーモを利用することは新しい観光の楽しみ方を提供することにつながる。