鹿児島県種子島における新たなカーシェア型レンタカーサービス「エブリタイムレンタカー」で株式会社イードと株式会社ジゴワッツが共同開発を行ったスマートフォンを活用した後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が採用され、サービスが開始した。
「エブリタイムレンタカー」は、2024年6月より始まった「バーチャルキー」を用いたカーシェア型レンタカーサービスだ。スマートフォンアプリ「Patto」を通じて24時間いつでも車を借りることができる。車の予約から決済までスマートフォン1台で完結する。さらに、すべての車両にJAXAレンタカーカードが設置されており、特に宇宙センター関係者の利便性を高めている。
「バーチャルキー」は、ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を用い、認証サーバ、スマートフォンアプリ、専用車載器の三つから成るシステムである。このシステムは、自動車の鍵の解錠・施錠はもちろん、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作を可能にする。この技術は他の地域や用途にも広がっており、マンション住民向けのEVカーシェアなど、他社のレンタカーやカーシェアサービスにも採用されている。
「エブリタイムレンタカー」はエブカ種子島ステーションにコンパクトカーなど5台の用意がある。専用アプリ「Patto」をダウンロードし利用者情報を入力すれば予約に進める。現在オープンを記念し、アプリのダウンロードで利用時に使えるポイント2500円分を進呈する期間限定のキャンペーンを開催中である。