株式会社ハッチ・ワークは、JR四国が管理する月極駐車場に短期利用を可能とするシェアリングサービス「アットパーキングウィークリー」を導入した。これにより、従来の月極契約に加え、1日単位、1週間単位、1ヶ月単位での利用が可能となり、利用者の利便性が向上した。
JR四国は6,000台以上の駐車場を管理しており、その多くが好立地に位置していることから、短期利用を希望する声が多かった。しかし、従来の対応では手続きに時間がかかり、すぐに利用したいというニーズに応えることが困難であったため、利便性向上を目指しこのサービスを導入した。
「アットパーキングウィークリー」は、ハッチ・ワークが提供するオンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」の一部として、2024年3月から本格的に提供されている。このサービスは、月極契約中の空き期間を自動で短期利用に充てることができ、管理会社に追加の手間がかからない。また、利用者は専用サイトやQRコード付きの募集看板から空き状況を確認し、キャッシュレス決済で簡単に利用が可能だ。長期利用への変更もスムーズに行える。
さらに「アットパーキングウィークリー」は、シェアカーやキッチンカーなどの新しいモビリティサービスにも対応し、ハッチ・ワークが提唱する「ファーストワンマイルステーション構想」の一環として、地域社会の活性化や安全性向上にも寄与することを目指している。