CARTS Mobilityは、レンタカー＆シェアリングのハイブリッド型レンタカーサービス「CART」（カーツシェアレンタカー）を開始することを発表した。利用できるステーションは神戸の2か所だ。
このサービスには、株式会社イードと株式会社ジゴワッツが共同でビジネス開発を行っている後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」が採用されている。
カーツシェアレンタカーは、ひとつのアプリで有人貸出と無人貸出の選択が可能で、利用者は好きなスタイルで自由に車両を予約できる。このアプリがインストールされていれば、スマートフォンをクルマの鍵として利用できる。
これを記念し、初回のアプリダウンロードにつき2000円分のクーポンを配布するキャンペーンを実施している。
「バーチャルキー」は、ジゴワッツの特許技術を用いたスマートロックシステムで、自動車の鍵をスマートフォンに置き換える。認証基盤技術「JigoAuth」を活用した認証サーバとスマートフォンアプリ、専用車載器で構成され、鍵の解錠・施錠だけでなく、プッシュスタートボタンの操作も可能である。
CARTS Mobilityによると、「CARTS」ブランドのこの新しい形態のレンタカーサービスは、地域のタクシーやレンタカーの不足といった交通インフラの課題への解決するだけでなく、車の保有観念が多様化する中、消費型社会から循環型社会実現への対応として、モビリティーのサービス化（Mobility as a Service）を推進する原動力になるとしている。