Pathfinder株式会社は、自社の片道専用レンタカーサービス「カタレン」に、ELEMENTSグループの株式会社Liquidが提供する本人確認サービス「LIQUID eKYC」を導入することを発表した。この導入により、免許証などの本人確認審査の時間が大幅に短縮され、ユーザーは「カタレン」をよりスムーズに利用できるようになる。
従来、「カタレン」では本人確認に時間がかかることが課題であったが、AIを活用した「LIQUID eKYC」の導入により、本人確認の審査時間を10分の1に短縮することができた。これにより、ユーザーは迅速かつ円滑にサービスを利用でき、利便性が向上する。Pathfinder社は今後も各種サービスとの連携を進め、ユーザー体験の向上に努めていくとしている。
「LIQUID eKYC」は、オンラインでの契約やアカウント登録、口座開設時に必要な身元確認を迅速かつ安全に行うサービスである。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影し、自撮りの顔写真と照合する方式や公的個人認証に対応可能である。累計本人確認件数は3,000万件を突破しており、信頼性と実績が高く評価されている。
「カタレン」は、レンタカーやカーシェア事業者と提携し、回送車両や片道利用の需要をマッチングさせるプラットフォームである。事業者は回送コストを抑えつつ、未使用車両を有効活用することで収益を上げることが可能である。また、一般のレンタカー事業者にとっても、必要な車両数を削減できるメリットがある。
今回の「LIQUID eKYC」導入による迅速な本人確認プロセスの実現は、サービス向上の重要な一歩となる。今後も、「カタレン」は最新技術を積極的に取り入れ、ユーザーの利便性を最優先に考えたサービスの提供に努めていく所存である。