キムラユニティー株式会社(以下「キムラユニティー」)と株式会社スマートドライブ(以下「スマートドライブ」)は、新たなリースカーサービス「unicar(ユニカー)」の提供を2024年4月から開始すると発表した。このサービスは、業界初となる距離に応じたメンテナンスを実現する。
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「unicar」サービスは、スマートドライブが提供するデバイスから収集される走行データを活用し、車両の使用状況に合わせた個別最適のメンテナンスを可能にする。この結果、必要な車両に必要なタイミングで最適なメンテナンスが提供されるようになり、従来の一律型メンテナンスに比べて車両管理者の生産性が向上すると期待される。
また、このサービスは事故リスクの低減、車両稼働率の向上にも寄与する。今後、交通事故削減や減車に繋がるコンテンツの実装も予定されている。
キムラユニティーは、この新サービスを通じて、「安心・安全・快適」な車両リースを目指し、2030年に管理車両台数70,000台の早期達成を目標としている。
両社は、データプラットフォーム領域での協業や安全運転リレーイベントの共催など、企業の課題解決や安全運転の推進に関する連携を重ねてきた。今回の「unicar」サービス提供開始により、両社は自動車産業における新たな価値を提供し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。
キムラユニティーは、1881年の創業以来、物流サービス、自動車サービス、情報サービス、人材サービスなど幅広い事業を展開している。一方、スマートドライブは2013年の創業以来、移動に関連するモビリティサービスを提供している。