一般社団法人日本RV協会(会長:荒木 賢治、所在地:神奈川県横浜市、以下:JRVA)は「快適に安心して車中泊が出来る場所」として車中泊施設”RVパーク”を拡大している。今回、17施設を新たに認定し、車中泊スポットとして追加した。
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「車中泊」は、海外では幅広い世代に親しまれ、生活に身近な存在となっている。特に、アメリカでは国立公園やテーマパーク等、その設置数は10,000カ所以上に上る。一方、日本ではまだそのライフスタイルは確立されておらず、違法行為やマナー違反とされたり、安心して長時間就社ができる場所が無かったりと、車中泊が出来る環境は十分ではない。
しかし、国内でも車中泊自体の注目度は高まっていることから、JRVAは2012年より、日本独自の「どなたでもご利用いただける・安全かつ快適な・車中泊を楽しめる場所」として、車中泊スポットを国内で拡充させるべく認定活動を行っている。全国各地の温泉、旅館、道の駅、遊園地等、様々な施設でRVパークの設置を進めており、現在350カ所以上が設置されている。
今回、茨城県高萩市に新たにオープンした「RVパーク Auto Resort」は、市街地から離れ、自然豊かな環境でゆったりと過ごすことが可能だ。個別のペットフレンドリーサイトや、ダム湖が一望できるレイクビューサイトなどが用意され、グランピングやブッシュクラフトなどの体験も楽しめる。アクセスも良く、首都圏から2~3時間で到着できる。
また、石川県珠洲市では、浦野農園がプロデュースする「RVパーク 浦野農園Playground」がオープン。ここでは、海や森といった自然に囲まれた地で、オーナーが栽培した旬野菜の収穫体験等、農園ならではの楽しみ方ができる。
上記を含め、新たに認定された17の施設は、多岐にわたるニーズに応えるもので、家族連れやペット連れ、アクティビティを楽しむ方々にも多様な選択肢を提供している。旅行需要が本格化する中で、安心安全に利用できる“RVパーク”は、より身近な存在へと広がりつつある。
■「一般社団法人日本RV協会」とは
JRVAは、キャンピングカー製造・販売事業者等の会員で構成された団体で、くるま旅と車中泊の文化を創出することを目的としている。「日本にキャンピングカーというカルチャーを!」をテーマに、普及・市場の育成・環境整備の活動を行っている。