ニコニコレンタカーは、加盟店の増車や車両入替を支援する車両登録手続き代行サービス「ニコワークス」を開始した。異業種からの参入店舗や少人数で運営する店舗からは、車両購入後の手続きに時間がかかるという声が寄せられていたが、この新サービスにより、自動車の知識がなくてもスムーズに増車や車両入替が可能になる。
ニコワークスは、中古車をレンタカーとして稼働させるために必要な手続きを包括的に代行するサービスである。具体的には、車両の陸送、車庫証明申請、名義変更、車両登録、車検、鈑金、点検、整備、電装品取付、コーティングなど、複雑な手続きをすべてニコニコレンタカーが行う。
ニコワークスの最大のメリットは、加盟店の業務負担を大幅に軽減し、人手不足でも増車が容易になる点である。さらに、車両購入から商品化までの時間を最短にすることで、知識や経験がなくても安心して収益を上げることができる。申し込み手続きも簡単で、日本全国どこからでもワンステップで完了する利便性が特徴である。
例えば、車両を2ヶ月間放置した場合の損失は20万円にもなるが、ニコワークスを利用すれば、2週間で商品化し、その後1ヶ月半稼働させることで15万円の売上を生み出すことが可能である。
ニコニコレンタカーは、「生活レンタカー」を標榜し、日本全国に1,427店舗を展開する格安レンタカーサービスである。観光やビジネスのみならず、日常利用もターゲットとしており、「車は所有から利用へ」という消費者ニーズに応えている。人気のハイブリッド車や商用バンなど、多様な車種を取り揃えており、280万人の会員を抱えるニコニコレンタカーは、どのような商圏でも一定の顧客数を確保している。また、予約システム「ニコパス」を通じて、顧客の囲い込みと店舗業務の簡略化を実現しており、他のレンタカーサービスに比べても集客しやすい点が特徴である。