業界初の地域スポーツ支援を目的とした新たなレンタカーサービス『スポサポレンタカー』が、2025年2月14日から沖縄・那覇市でサービスを開始した。このサービスは、地元のプロスポーツチーム「琉球アスティーダ」との連携により、チームのロゴやキャラクターがデザインされたラッピングレンタカーを提供するものだ。スポーツ振興と地域経済の活性化を目指し、地域スポーツの応援という新しい形のモビリティサービスとして注目されている。
『スポサポレンタカー』は、業界初(同社調べ)の試みであるスポーツチームとの連携によるラッピング車両が導入される。これにより、チームのブランディング強化やファンとのつながりを深めることが可能になる。また、レンタカーのラッピングスペースを広告媒体として活用することで、従来のレンタカーサービスよりも安い12時間1,500円から提供され、広告収入を活用した低価格化を実現した。
さらに、このサービスは無人運営のため、24時間いつでも利用可能であり、コインパーキングやホテルを活用した出発・返却システムにより利便性を向上させている。また、レンタカーの売上の一部がスポーツチームに還元され、地域スポーツの発展を支援する仕組みも取り入れている。AIを活用した走行データ分析により、観光情報や広告を最適なタイミングで配信する機能も搭載されており、地域の観光促進にも貢献する。
広告効果を測定するため、株式会社リウボウストアとの協力で、4月末までの期間にわたり走行データを活用した広告効果の分析が行われる。これにより、どのターゲット層にどの広告が効果的に届くかが検証され、より効果的な広告運用が可能となる。
サービス開始地は那覇市の「那覇ウエスト・イン ホテル裏駐車場」で、12時間1,500円の料金で利用が可能である。無人キーBOX設置により、24時間いつでも出発・返却ができる。このサービスは沖縄での展開を皮切りに、福岡市、神戸、滋賀、鹿児島など、全国各地でのサービス提供が予定されている。