カーシェアプラットフォーム「Aanyca(エニカ)」を運営する株式会社 DeNA SOMPO MOBILITY は、Stellantisジャパンの正規ディーラー148店舗の参画を発表した。アバルト、アルファ ロメオ、フィアット、ジープの4ブランドから、合計150台が登録される。共同使用契約に基づくカーシェアサービスで100店舗以上の参加は日本初。
従来、一般ユーザーが新車を体験する機会はディーラーでの試乗に限られており、新車の魅力を把握するには、購入直前の短距離の走行だけでは不十分ではないかという課題があった。今回の取り組みにより、カーシェアで新車を利用することで、乗り心地や機能を時間をかけて確かめられ、購入直前にじっくりと吟味することが可能となる。新車を日常的に気軽に利用できるため、ブランドのファン化にもつながるのではないかと期待されている。
共同使用料は24時間で、アバルト595が4000円から、アルファ ロメオGiuliaが5,500円から、 フィアット500が3,000円から、ジープRenegadeが4,000円からなどとなっている。利用に当たっては共同使用料に加え、保険料と燃料代、契約料(100円)などが必要。
Stellantisジャパンのディーラー登録を記念し、現在、Anycaでは登録対象車両の料金が30% OFFになるキャンペーンを実施中だ。
●Stellantis(ステランティス)ジャパンとは
2021年に新車販売台数が世界第4位を記録した多国籍自動車メーカーStellantisの日本法人。2022年3月1日に事業を開始した。イタリアのアルファ ロメオやフィアット、フランスのプジョー、アメリカのジープなど、歴史を備えた海外ブランドの多種多様な輸入車を取り扱っている。