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J.D. パワージャパンが車の保有・利用についての調査を実施、若年層でのサブスクの認知度高まる

消費者動向に関するリサーチ・コンサルティング会社のJ.D. パワージャパンは2022年7月に、車の保有や利用に関するアンケート調査を実施した。

(出典:J.D. パワージャパン)

本記事では特に自動車のサブスクの利用に関する調査結果について取り上げる。

まず今後検討する車の保有や利用方法について、「新車購入」は約5割、「中古車購入」は約3割、「サブスク・リース」は1割以下となっている。これは昨年6月実施のアンケート調査からほぼ変わらない結果だという。

ただし、「サブスク」「カーリース」「カーシェア」の認知度については向上が見られる。具体的に、カーリース、カーシェアについては一年前の調査からの変化はほとんど見られないものの、サブスクについての認知率は55%から61%に上昇している。

世代別に見ると、全ての世代でサブスクの認知率は上がっており、中でもミドル層以上では、「名前は見聞きしたことがある」が5%前後の上昇、若年層は「サービス内容を何となくは知っている」が5%上昇という結果となった。特に若い世代において、サブスクのサービス内容への理解が進んだと言えるだろう。

サブスクの主な検討理由は支払い方法にメリットを感じることだという。「定額制で費用管理が楽そう」と回答した人が66%、「初期費用を抑えたい」との回答は52%にのぼった。さらに「手続き等が手軽・簡単そう」という回答が32%、「車を短期間で乗り換えたい」という回答も20%あった。

また、「最新技術・機能を装備した車に乗りたい」と回答した人も35%おり、これは新車購入派の18%よりも17ポイントも高く、サブスク派の先進技術や機能への関心の高さが伺える。

調査結果の詳細は、J.D. パワージャパンのHP(https://japan.jdpower.com/ja/resources/2022_newsletter_car_ownership)から閲覧可能。