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沖縄のレンタカー不足 今年の夏はどう防ぐ?

コロナ関連の規制緩和が進み、旅行解禁の機運が高まる沖縄。その一方、旅行者の足となるレンタカーの不足が懸念されている。現地の状況と対策を追った。

●レンタカー不足に悩まされたGW
今年のGW。沖縄ではおよそ3年ぶりに行動制限なしの観光旅行が解禁。全国から多くの観光客が訪れ、閑古鳥が鳴いていた多くの宿泊事業者が潤った。

その一方、顕在化したのがレンタカーの供給不足だ。沖縄では3年にわたる新型コロナウイルスの影響で観光客が激減しており、県内のレンタカー会社は少しでも赤字を抑えようと、大幅な減車に踏み切っていた。

そうして迎えた2022年5月。久方振りの旅行解禁で予約が殺到したも関わらず、経営体力の落ちていたレンタカー事業者では増車が間に合わず、沖縄では深刻なレンタカー不足に陥った。

県レンタカー協会によれば2022年3月時点の協会員の車両保有台数は15,276台。ピーク時の2019年7月に比べると、44.8%も減少しているという。

●臨時シャトルバスを運行
HISが発表した夏旅行シーズンの予約動向調査では全国1位に輝いた沖縄。一方、長く続いたコロナの影響を引きずるレンタカー事業者や宿泊事業者は、多くの旅行者を受け入れられるか、不安を抱えている。

その対策として注目されているのが、シャトルバスの運行だ。株式会社H.P.Dコーポレーションでは、地元のバス会社と連携し、ルネッサンスリゾートオキナワとココ ガーデン リゾートオキナワにて、空港とホテルを結ぶ直行バスを運航するという。

またカトープレジャーグループが運営するカフーリゾートフチャク コンド・ホテルでは、2022年7月23日より、宿泊者を対象に空港―ホテル間の送迎バスを無料で運行する予定だ。その他、多くのホテルがレンタカーの代替となるシャトルバスの運行を計画している。

しかしレンタカー不足という根本問題は、企業努力だけの解決は難しい。観光需要が回復したにも関わらず、保有車両の不足により予約をキャンセルしなければならないレンタカー事業者に対しては、行政からの早急の支援が求められている。