一般社団法人全国レンタカー協議会は、8月1日から31日までの1ヶ月にわたり、「全国統一事故防止」キャンペーンを実施すると発表した。
レンタカー事業者にとって、顧客の交通事故発生防止は最重要課題の1つであるとの考えから、全国レンタカー協議会では、2013年より毎年8月の1ヶ月間にわたり、全国統一事故防止キャンペーンを実施してきた。期間が8月なのは、1年のうちで特にレンタカーの需要が高まる時期だからという理由だ。
そして今年の8月も、第10回となる事故防止キャンペーンが実施される。キャンペーン期間中は、全国レンタカー協会の傘下にある会員事業者が一丸となり、事故の撲滅に取り組んでいく。具体的には、各営業所で事故防止を呼びかける幟(のぼり)を掲げたり、利用客に対し事故防止啓発チラシの配布して注意を呼び掛けたりするなどの活動が行われる予定だ。
チラシには、近年では駐車場での対物事故が増えていることから、ハンドル早切や後方不注意に気を付けるべしといった内容がイラスト付きで盛り込まれている。
また、幟やチラシなどの全国的な取り組みに加え、地方協会でも事故防止を訴えるオリジナルグッズを配布するなど、独自の活動が行われる見通しだ。