ヴィソン多気株式会社（本社：三重県多気郡多気町代表取締役：立花哲也）と、キャンピングカーのシェアサービス等を行うCarstay株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：宮下晃樹）が連携し、ヴィソン多気が運営する商業リゾート施設「VISON」内に、国内最大級となるキャンピングカー200台分の駐車スペースをCarstayの車中泊スポットとして登録したことを発表した。今後、両社は1日平均100台の車中泊予約を目指す。
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VISON内の車中泊スペースは、Carstayが全国で登録する340箇所の中で最大規模となる。日本を代表する観光地である伊勢志摩や東紀州などを訪れる旅行者にとって、1日平均100台の車中泊が可能なこの場所は、その魅力を最大限に活かす新たな拠点となるだろう。
車中泊スポットは、3,000円／1台で利用可能であり、24時間利用できるトイレと、6:00～24:00まで利用可能な日帰り温浴施設・薬草湯「本草湯」が併設されている。「本草湯」は、三重県の伝統的な薬草を活用した健康法を取り入れた施設で、72種類の薬草湯を楽しむことができる施設だ。
VISONの広大な敷地内には、地元の食材を活用した50店舗以上の飲食店や、世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏のベーカリー、カフェも併設されている。7月15日からは、バーベキュー器材の貸出と新鮮なBBQ食材を提供する「GRILL EIGHT」も開始される。本草湯を含め、一部レストランは深夜まで営業しているため、夕方過ぎまでキャンピングカーで伊勢や東紀州エリアを観光した後でも、VISON店舗・施設を十分利用可能だ。
VISONとCarstayの提携により、旅行者は車中泊を選ぶことで、交通手段の不便さや宿泊施設の不足といった課題が解決される。これにより、地域の観光地や施設へのアクセスが容易になり、より快適な旅行基盤が提供されることとなる。また、両社は今後、地元温浴施設や飲食店との連携を通じて、キャンピングカーの運用拡大を目指し、バンライフを通じた地域活性化に取り組むとしている。