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「ノッカル」とは?博報堂が提供するマイカー乗り合い交MaaSを紹介

博報堂は、地域の移動課題を解決するMaaSソリューション「ノッカル」を提供している。

(出典:ノッカル)

ノッカルの特徴は住民同士の助け合いが支えるサービスであること。住民の普段のマイカー移動を活用しながら、住民同士の助け合いの気持ちを形にした新しい交通サービスであり、近くの住民がドライバーになるため、安心して気軽に乗ることができる。ドライバーは自分の予定をスマホアプリで登録し、利用者は登録情報を見て、電話またはインターネットで予約可能。

このような仕組みから、ノッカルは自治体・交通事業者・住民ドライバーが一体となって作るサービスと言える。運行主体が自治体でありながら、運行管理を地元交通事業者、ドライバーを地域住民が務める想定のサービスであり、車両も専用車両でなく住民のマイカーを活用するため、コミュニティバスやデマンドバスよりも少ないコストで運行可能。また、ノッカル専用のドライバーアプリや、利用者予約LINEアプリを活用し、ドライバー・利用者ともに使いやすいサービスであることも特徴。

富山県朝日町では、ノッカルを活用した新しい交通サービス「ノッカルあさひまち」が運行されている。2021年10月1日のサービス開始以来、利用者はのべ1,000人を超えているという。買い物やレジャー、病院などへ行く際に、乗り継ぎなしで気軽に移動できることが大きなポイント。あさひまちバス回数券での乗車が可能で、1人での利用の場合は回数券3枚(600円)、2人での利用(乗り合い含む)の場合は回数券2枚(400円)が必要となる。利用方法の詳細は朝日町の公式HP(https://www.town.asahi.toyama.jp/gyosei/gaiyo/kotsu/1594702432592.html)から確認可能。

「ノッカル」のサービスの仕組みや提供先の詳細は、公式HP(https://www.hakuhodo.co.jp/news/info/94130/)から見ることができる。