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境町、国内自治体で初めて自動運転EV「MiCa」を導入

出典:BOLDLY株式会社

茨城県境町が国内の自治体として初めて自動運転EV「MiCa(ミカ)」を導入した。この画期的な取り組みは、ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社(代表取締役社長兼CEO:佐治友基)の協力のもと、2023年12月に実現された。

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BOLDLYは、MiCaの国内唯一の販売代理店として、境町への販売を行うとともに、運行計画の立案、車両の走行設定、運行管理システム「Dispatcher」の提供、運行体制の構築など、導入に関する一連のプロセスをサポートしている。運行管理は株式会社セネックが担当している。

境町はBOLDLYとの協力の下、今後さらに2台の「MiCa」を追加導入し、2024年2月には3台のMiCaによる定常運行を開始する予定である。定常運行開始に向けた準備として、2023年12月6日に町長や町議会議員を対象とした試乗会が開催され、12月12日からは、シンパシーホールと河岸の駅さかいを結ぶ約2.0kmのルートで住民を対象とした運行が始まる。これらの運行を通じて、住民からの意見を集め、MiCaの定常運行時のルートやダイヤを検討することになる。2024年2月中旬には、現在境町が導入している「ARMA」5台と「MiCa」3台を組み合わせ、住民にとって利便性の高い公共交通の実現を目指す。

境町とBOLDLYは、運転手不足の解決策として自動運転技術を活用することで、利便性の高い公共交通サービスを提供し、住みやすい街づくりや地域活性化を目指している。