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糸島半島、「よかまちみらいプロジェクト」でカーシェアやMaaSを導入

福岡県糸島市では、市内の移動手段の拡充などを通じて地域の魅力向上と活性化への貢献を目指す取り組み「よかまちみらいプロジェクト」を実施している。

(出典:よかまちみらいプロジェクト)

同プロジェクトは、北部九州で交通運輸事業を展開する昭和グループ企業14社とその他の企業27社で結成されたコンソーシアムによって進められる。

このプロジェクトでは、糸島市の交通に関する以下のような課題解決を目指す。

具体的な解決策としては、以下の5つのサービスの導入が実施される。

カーシェアサービスについては、 市内における移動利便性の向上を目的に、2020年10月時点で3ヶ所のカーシェアステーションを13か所まで増やした。公民館やマンションにもカーシェアステーションが設置される。さらに島内には、超小型EV「C+pod」も3台導入される。

電動レンタサイクル 「よかチャリ」は、免許を持たない人のための気軽な移動手段の提供を目的に導入される。トヨタレンタリース福岡 伊都店にて電動自転車5台を設置し、1日1,500円(学割500円)、2時間:600円(学割200円) で貸し出しを開始する。

「チョイソコよかまちみらい号」は、公共交通が不便な地域への移動手段の提供を目的として、平日の9:00〜16:00に1回200円で運行する。

MaaSアプリ「my route 糸島版」は、スマートフォンで、多様な交通手段を組み合わせてベストなルートを提示することを目的とする。公共交通に加え、タクシー・カーシェア・レンタカーなど多様なモビリティを組み合わせたルート検索が可能。そのほか、糸島のイベントや高速バス・周遊券などのデジタルチケットの購入も可能。