読谷村がレンタカー不足に対応するため、那覇空港までの無料リムジンバス「よみたんライナー」を期間限定で運行する。運行期間は 8 月 11 日から 9 月 26 日としている。読谷村内宿泊施設を利用の方に限り無料。
日本で初めて新型コロナウイルス感染症が確認された 2020 年 1 月以来、全国で本格的に感染拡大が続き、宿泊・観光業は大きな打撃を受けてきた。レンタカー会社も同様だ。緊急事態宣言の発令や「まん延防止等重点措置」の適用などにより、不要不急とされる外出が自粛されるようになり、観光需要は激減した。
観光産業が主要産業の 1 つである沖縄も同様であり、レンタカー需要も減少し、その数が大きく減ることとなった。
感染状況の落ち着きとともに沖縄県の観光は大きく盛り上がりを見せていたが、観光面でレンタカー需要が大きいにもかかわらず、引き続き レンタカー向け乗用車の数が、2020 年と比較して、2022 年では 1 万台減少したままと、大きく不足している。
沖縄県ではさまざまなホテルや自治体がレンタカー不足に対応しようと、カーシェア ステーションを敷地内に設置したり、空港とホテルを結ぶシャトルを展開したりと、工夫を凝らしている。
読谷村が実施する「よみたんライナー」も同様であり、こちらは 8 月 11 日から 9 月 26 日まで 1 日 1 往復の運行となる。
空港向けは 11 時読谷バスターミナルを出発し、12 時 45 分頃に那覇空港に到着する。読谷向けは 13 時 30 分那覇空港到着ロビーへ集合し、15 時 15 分頃に読谷バスターミナルに到着する。停留所は村内 7 か所(赤犬子宮前バス停、都屋バス停、むら咲むら駐車場、ホテル日航アリビラ、星のや沖縄、ロイヤルホテル沖縄残波岬、読谷バスターミナル)であり、利用する 3 日前までに予約が必要だ。当日空席があれば、予約なしでも乗車できる。